四十肩、五十肩という言葉はよく耳にする言葉だと思います。
正式な診断名は「肩関節周囲炎」と言います。
これは、あくまでも診断名なので、その病態の本態的な理解をしていないと、改善するまでに2年も3年も年月がかかる場合があります。
一生改善しないことはありませんので安心して頂きたいのですが、痛みが強烈な時、
リハビリや医療機関で加療しているのに一年以上経っても良くなっていく気配がない。
何故長引いてしまうのか?について知っておきましょう。
まず始めに足腰は、地面に乗っかる形をとっていますね?
腕は地面に乗っからずに肩の付け根から、ぶら下がっていますね?
ここまで理解出来ますね?
足腰が地面に乗っかっているということは、体重の重みがかかり、重力がかかって、
骨盤、股関節、膝関節、足関節、各足の骨の部分の各関節に圧力がかかっているということを知ってください。
一方、腕は、肩の付け根からぶら下がっていますから、肩関節、肘関節、手関節、各指の関節には圧力がかかっていません。
足腰の各関節に圧力がかかっているということは、関節に圧がかかり、関節の中が潤滑して動きが良いということになります。
もし動きが良くない時には重力線に応じれていない角度や慣性力で体重や各組織の重みが不自然に各関節の近接している骨同士に圧力がかかっている場合に動きが阻害されたり、痛みとして認識したりします。
*ちょっと難しい表現で申し訳ありません。
肩から下の腕は、ぶら下がっている為に、各関節に圧力がかからない慣性の構造のために、
足腰に比べて圧力がかかりにくくなっています。
現代の生活の以前には、木を切ったり、果物をもいだり、
頭より上に腕を挙げて作業する生活様式があったので、それらの動作の慣性の中に腕に圧力がかかる場面が、ちょこちょこあったようです。
現代の生活様式は、頭より上に腕を持ち上げる動作が、以前に比べて圧倒的に少なく、肩から腕、手の指先までにかけて圧力をかける機会が少ないのも四十肩、五十肩、肩の痛みが改善するまでに時間がかかってしまう要因の一つと考えられます。
圧力が関節にかかrなければ潤滑しにくく、逆に関節に圧力をかけてあげることで、関節が潤滑します。
ということは、肩の痛みがなかなか改善していかない場合には、
肩から腕の関節に圧力をかけてあげることが改善の早道と言えるでしょう。
ここまでくれば、改善の方法は簡単ですね?
腕が頭の上に挙がる人は、万歳の体勢で1分腕を頭の上に持続してあげておく、
腕が顔より少し上くらいまでなら、挙げることが出来る人は、
壁に向かって、腕立て伏せをしたり、あるいは、膝をついて腕立て伏せをしたりして圧力をかけているうちに、だんだん腕が頭より上に挙げられるようになってきます。
全く腕が挙がらないような痛くなって初期の人は、
座った状態で、お尻の横に手をついて、軽く腕に体重を乗せてあげると宜しいです。
そこからだんだん腕が挙がるようになってきたら、膝をついて腕立て伏せをするなどの次の段階にいきましょう。
ここまできたら簡単ですね?
腕に圧力をかけることを考えて工夫して生活習慣の中に組み込んでいけば良いのです。
今すぐに実践してください。
今から始めることで、延ばし延ばしになってしまった、あなたの肩の痛みの改善の時を早めることが出来るでしょう。
改善を早めるのには情報が必要です。
あなたの肩の痛みを改善するのに最適な情報を取れる環境に身を置くことが改善の最短の道となるでしょう。
早く行動した分だけ改善は早くなります。
まみや接骨院では、早く改善して、ご自身の最高の生活を取り戻したい方のお身体の問題の解決をお手伝いさせて頂いております。
もし、あなたが肩の痛みでお困りでしたら、ご予約のご連絡をください。
お待ちしております。
今日も最後までお読み頂き有り難うございました。
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