骨棘についてお話しします。
膝の骨棘の場合のほとんどは、骨棘が存在しているから痛いのは、稀です。
骨棘が存在して痛みを伴うのは、踵の部分です。
踵、土踏まずの内側の踵の方の終着点と言えばイメージがつきますでしょうか?
その部分の骨棘においては激痛を伴い、この骨棘を取り除く手術が過去に行われていたことがあったようですが、この部分の手術をすると別の問題が起きてきて、痛みが取れるまでに時間を要することがあったようです。
さて、今回は膝のお話です。
膝の関節の部分、大腿骨の関節部分や脛骨の関節部分の内側や外側にトゲトゲしい白いものがレントゲンを撮ると写っていることがあります。
たまたまレントゲンを撮ってみたら、痛くなくとも、この骨棘が存在していることもありますし、
膝が痛くて医療機関を受診して、レントゲンを撮ったら、この骨棘と言われるトゲトゲしい画像が診られた時には、当然の如く「骨棘が痛みの原因ですね。」となるわけです。
この骨棘は、そのまま遺残(その形のまま残っている)するものもありますし、トゲトゲしい部分が丸みを帯びたように形が変わって来ることもあります。
あるいは、いつの間にか吸収されて消失していることもあります。
問題の一つは、膝に痛みがあって、レントゲンを撮ったら骨棘が存在していて、何かしら、あるいは自然と痛みが取れてしまった、その後にレントゲンを撮ったら、まだ骨棘は存在しているわけです。
では、何故?骨棘があるのに痛みが取れたのかというと、大半の医療者はこう言います。
「炎症がなくなった。」あるいは、「個人差」
「個人差」という言葉を使う場合には、
例えば、骨棘(骨棘も変形です)だけでなく、膝の関節が変形していて、みんな年齢とともに、人類の全ての人達の各関節が変形しますが、痛い人と痛くない人の違いは何ですか?
という質問をした時の答えがこうです。
炎症が起こっていることは、起こっているのでしょう。
一方で「個人差」という言葉は、痛い人は、その痛い人と痛くない人の違いの中身を知りたくて質問をしているのに、個人差という言葉で片付けられてしまいますね?
これは医療者が、その中身をわかっていないということなんでしょうか?
あなたは、どう思いますか?
話を元に戻して、炎症は炎症なのですが、本態的に炎症を起こすであろう原因にもう少しだけ近づきたいですよね?
それが生活習慣なのか?気づかないうちに体を毀損していることは誰でもあることですから、どのような経緯で痛みが発生して、
これから、あなたご自身がどうなるのか?
を知りたいですよね?
ヒント、あるいは答えになるかな?
なことを動画でお話ししていますから、病態と原因、改善方法まで、
理解して実践して頂ければと思います。
もちろん、最速で心を晴らしたい人は施術のご予約のご連絡をください。
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