腰痛持ちの6つの習慣を一つずつご説明していきます。
これから腰痛になりやすい生活習慣について書かせていただきます。
生活習慣を見直して腰痛を引き起こさないように身体を使えるようになると良いですね。
はじめに
腰は体の中心で、あらゆる部分の負担がかかりやすい場所。
特に腰椎はもともと可動域は少なく、骨盤、股関節、背骨と全て連動して動くのでこの周辺のどの部分でも不具合が生じると腰痛になりやすいです。
これらの場所には負担のかかりやすい生活習慣はできる限り注意したいところなので、ぜひチェックしてみてください。
その①足を組む
椅子に座って足を組む姿勢が長時間続くと、股関節や骨盤(仙腸関節)に負担がかかりやすくなります。これらの箇所に負担がかかり不具合が生じると、腰椎にも影響が出て痛みの原因になりやすいです。
長時間の足組はしない様に注意してくださいね。
しっかり足の裏を接地して背もたれに寄りかからず、背筋を伸ばして座ってください。
座面を後ろから前へ4度の傾斜をつけて座ってみる。
座布団や丸い形の円座などで前へ4度の傾斜角をつけておくと立っているときと近い形で骨盤に上半身の体重を乗せてあげることが出来るので腰痛の予防になります。
一般の椅子の座面の傾斜角は、後ろに行くほど傾斜して背もたれに寄りかからせる形状であるために腰痛持ちにとっては座っているだけで、体の破壊現象が進行します。
気を付けて習慣化していきましょう!!
その②は、「高枕」デス。
枕を高くして寝ると、頸椎の後ろが過剰に引っ張られ、生理的な頸椎の前弯を失います。
頸椎の前弯とは、背骨は、頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個から成り立ち、脊柱と呼ばれる柱を形成します。
この脊柱は、横から見ると、S字カーブの形をしています。
頸椎は前方に湾曲していて、これを前弯と言います。
この生理的な状態の前弯が失われてストレートネックと言われる異常を起こしてみたり、
後縦靱帯骨化症の原因にもなります。
テレビを見る時は逆にうつぶせで前方にテレビを見るようにして、体をそらせた状態で見ると
首コリ・肩こりから解放されます。
寝る時は、枕を低くして、いきなり低くできない場合は、少しずつ高さを調節しながら慣らしながら、低くするようにしましょう。
では、脊柱の70%は首の動きであるという事をお伝えします。
首の動きを安定させれば、キチンと脊柱の重みは骨盤に乗るようになります。
これであなたの腰痛に変化が出るはずです。
以外と知らなかったと思いますが、こんなところにも腰痛の原因の一つが隠されていたのです。
この腰痛持ちの習慣の一つの「高枕」は一刻も早く卒業しましょう。
慢性腰痛は原因を知らないだけで慢性と呼ばれていますが、実際には原因が存在します。
慢性腰痛のあなたは、まみや接骨院で解決することが出来ます。
今すぐにご予約のお電話をください。
その③「横寝と肘枕」です。
長い習慣で、様々なところの変形を助長する問題がここにあります。
首を痛める、背骨が側弯する、骨盤は歪み、目も悪くなる、、、。
この姿勢を取って体が問題を抱えるようになります。
「腰痛」、「頭痛」、「吐き気」、「めまい」、、、。
この姿勢を取らないようにするだけで、あなたの腰痛の痛みは徐々におさまってきます。
壊さないだけでも改善の方向に向かっていることになるのですね。
では、実際の良い姿勢は何かといいますと、
1、正座→背筋が伸びて腰痛がスッキリします。
2、椅子に座る時に寄りかからない。
→両足を地面にしっかりと接地して背もたれに寄りかからずに
背筋をきちんと伸ばして座るだけで、
背中の筋力アップ!!
この2点を習慣にするだけで、改善が自動化していつのまにかあなたの腰痛は良くなっています。
是非やってみて下さいね。
やってはいけない姿勢その④は「あぐら座り」です。
あぐら座りは、背中が丸くなります。
そしてもう一つが、とても重要で知っておいて頂きたいことで、あぐら座りの結果、尾てい骨が床面に当たると、床面からの反発する力で尾てい骨が上に持ち上げられる力が働いて仙骨と腸骨と呼ばれる骨同士で形成される「仙腸関節」を歪ませるのです。
この仙腸関節の歪みが、腰痛の根本原因であるのです。
この仙腸関節の歪みを補正するためには、歩くことが必ず必要で、歩くことによって
あなたの腰痛は良くなります。
自転車に乗ってもサドルに座ることによって、この歪みが生じるので、必ず、歩くようにしてください。
はい、
では、どのように日常生活を過ごせばいいのか?
お答えします。
正座をするか、椅子に座って、両足の裏をしっかり床面に接地して背もたれに寄りかからないようにするのです。
そうすることによって尾てい骨が座面に当たりにくくすることが出来て骨盤の歪みを抑えることが出来ます。
尾てい骨を守ることが骨盤を歪ませないようにするため、慢性腰痛を起こさせないために必要な、自分の体を守るための知識でもあります。
ぜひ、やってください。
腰痛持ちの習慣の5つ目、それは「体育座り」です。
学校教育の中では、体育の時間に体育座りをすることは、普通です。
私共、特別な教育を受けた数少ない医療者の目線から体育座りを解析すると、様々な危険性が見えてきます。
先ほど、あぐら座りのお話しを書かせて頂きましたが、あぐら座りと共通していることがあります。
それは、尾てい骨が地面から反発する力が働いて、上に尾てい骨を含めた仙骨と呼ばれる骨が持ち上げられて仙骨と腸骨と呼ばれる骨と骨の間の関節の仙腸関節を歪ませるという事です。
仙腸関節がゆがんでいることを知っていてその歪みを補正するためには「よく歩くこと」
と分かっていれば、良く歩いていただければいいのですが、その歪んだまま自転車に乗って、さらに骨盤がゆがむと体が膨張したり、内臓器が膨張して様々な病気を引き起こします。
様々な病気を引き起こさないように背骨が側弯して内臓器を守ろうとして脊柱が歪んで「側弯症」と診断されて大規模な手術をされた方もいらっしゃいます。
この尾てい骨は体の中でバランスを保つための機能も備え、とても大切な場所であるために守らなければいけない場所であることを知ってください。
もし体育座りをする機会があれば、よく歩いていただければ、自然と骨盤が正しい位置に補正されて腰痛も病気も防ぐことができますので、こちらのブログをご覧のあなた様にはよく歩いていただきたいと思います。
追伸:正しい歩き方をしないとかえって、体を壊すことがあります。
専門家に歩行の指導を受けてください。
以外と近くに歩行指導してくれる先生(私!)がいるかもですよ(笑)
追追伸:側弯症でお悩みの保護者の方、慢性腰痛を諦めないで改善していくぞ!という方は今すぐにまみや接骨院にお電話ください。
その⑥は、「足の投げ出し座り」です。
長座(ちょうざ)といわれるものです。
これは背中が丸くなって、尾てい骨が床面から上に持ち上げられて、骨盤がゆがみます。
皆さん、気付きましたか?
あぐら座り・体育座り・足の投げ出し座りは、
基本、尾てい骨が床面から反発する力で上に持ち上げられて、骨盤がゆがむのです。
この骨盤の歪みによって、喘息や様々な内臓の病気を引き起こしたり、尻尾というバランスを感作する場所が壊れるために、頭がふらふらしたり、顎関節症になったり、、、。
骨盤の歪みは実は腰痛だけでなく、様々な病気を引き起こし、時には、命に関わるほどの問題を引き起こすことがあるのです。
そのような問題を引き起こさないためにも、毎日歩いて骨盤を補正して、健康を守って頂きたいと思って、尽力させて頂いております。
いつまでも元気に美しく生きていきたいものですね。
では今日はこんな感じで終わりにしたいと思います。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。